こんな忙しいお店で、よくぞ働いてるな。S1435

※S は、夫と別居してからの日

 

朝からバイト。

今日で4連勤終了。

4人で立ち上げ。

9時に1人帰る。

9時にマネージャー。

9時半に1人帰る。

…残りは何人でしょうか。

はい、3人。

で、マネージャーに前日その件を確認していたけれど、

今、人を探している、

とのことで回答がなかった。

 

結局<10時から洗い場だけやる

お婆さんが来ます>

とのことだった。

お婆さん…。

どんなお婆さんなのだろうか、と思いつつ。

私よりも年下だったりして、

なんて思いもよぎりながら。

来ました。

はい、確かにお婆さんです。

で、せっせと洗い物に励んでました。

4時間労働。

ある意味、ここの会社のすごいところを見た気がした。

この年齢でも働ける、というのがいい。

一回辞めても、

戻れるのか…とも。

 

とはいえとはいえ、

11時に2人来ることになっていたけれど、

それまでの一瞬…

やっぱりやりきれない気分になった。

お店の外では、大勢の人が

ウエイト表に名前を書いて、

席に案内されるのを、今か今かと

待ってる。

その視線が痛い。

マネージャーは仕切りに

私に謝ってくる。

私は、オーダーをこなして、

乗り切っているところ、

泣きそうにもなる。

 

そして、極め付けで

11時に来たバイトのおしゃべりな人が

<あなたもよくこんなお店で

毎日働けるよね>と一言。

やる気がなくなった。

モヤモヤした。

明日も人がいなくて、

朝だけ手伝おうかと思ったけれど、

自分だけがバカみたいなループに

入ろうとしているのではないかと思えた。

どちらかというと、

このお店の流れに飲み込まれて

だいぶ中毒になっていた。

ちょっと冷静になろう。

自分の時間だ。

大切に使おう。

 

マネージャーが、この忙しいなか

バイトの人たちに

ゴディバのお菓子を買ってきてくれた。

私は、バイトの子たち1人ずつに

渡るように、名前を書いておいたらいいのに、

と言ったのだけれど、

バイトの仲の良い子が、彼女の仲のよいバイトの人たちに

2個ずつバイトのエプロンのポケットにしまっていた。

…がっかりした。

彼女には、最近がっかりだ。

というか、昨日からか。

 

あれこれ思ったけれど、

明日はゆっくりすることにした。

やっぱり、自分の時間を作ろう。

 

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