そんなこともあるなあ。S1346

※S は、夫と別居してからの日

 

お休みの日曜日。

車の1ヶ月点検。

その後は、友達に会う予定だ。

 

担当者に1ヶ月乗った感想を聞かれると、

<良いですね👍>

としか言いようがないくらい、気に入っている。

点検と洗車を合わせて、40分くらい。

終わる頃に担当者と話をすることになった。

<あの〜、すみません、

ちょっとお知らせしなくてはいけないことがありまして>

と、言いにくそうなことを伝える時の感じ。

<えっ?なんですか?>

怖い。車に何かあったのだろうか…。

<すみません、僕、今度退社することになりまして>

と。

<えーっ‼︎!!!!!>と思いつつ、

そっち?とも思った一瞬。

そして、もう1人年配の人がきて、

<次からの担当者です>

<副店長です>

名刺を渡される。

…そうですか…。

まあ、驚いたけれど、

そういうこともあるだろう。

副店長との挨拶が終わった後に、

担当者に<次の仕事は決まってるんですか?>

と聞いたら

<はい>との答え。

何よりだ。

<お元気で>と伝えて帰ってきた。

一年くらいのお付き合いだったけれど、

頓珍漢なことが多かった。

けれど、彼なりに頑張っていたのだと思う。

次の仕事は何をするのかはわからないけれど、

彼に合った仕事だといいな、と思う。

 

その後に、

友達と会った。

彼女は、来月引っ越すことにした、とのこと。

少し、あっち感が強い。

あっち感、というか、見えない世界の方。

そして、色々と話をしていたら、

だいぶ、あっち感が強くなっていた。

話を聞いていると、

私の世界では理解しにくいこともある。

もしかしたら、家族も理解できないかもしれない。

いや、本人も理解できてないかもしれない。

とはいえ、自分と他人との違和感には気づいている感じ。

そんな中、彼女はこれまでの自分の話をまとめていて、

それを読んでほしい、と少し前に私に送ってきた。

その仲の話をチョイチョイ話してきていたけれど、

えっ?そうだっけ?とたびたび疑問に思いながら、

<ほんとに読んだの?>とさえ質問された。

読んだけど、その話は知らない…。

どういうことなのだろうか?と、

なんだか気まずい空気が流れていた。

で、その後にも<私の歌の動画でもさ>との話で、

もはやなんの話?ということになって、

<ちゃんと読んだけど、動画のこと、わからない…>

と伝えた。

気まずいどころじゃない。

そのことは知らない。

…<えーっ?>となった。

彼女がこれだよ、と示してくれたところを見ると、

<?????>

彼女が私に送ってくれたものは、

1話だけであって、

その後もだいぶ続いていた。

読んでないわ。

安心した。

 

色々話している中で、

彼女に息子の白斑のことを話していたら、

泣けてきた。

あんまり人に言えなかったから、

なんか噴き出た感じ。

 

これからの彼女は、

どうなっていくのかはわからないけれど、

彼女と会うと、

昔、今のこの人生ではなく、

違う人生で、彼女を支えていたような気がしてならない。

この感覚は不思議。

 

こんな事を言ったら失礼かもしれないけれど、

後先の事を考えずに、

自分を信じて行動しているな、とつくづく感じる。

強さ、なのかもしれない。

ずっと感じてきていた事だと思うから、

生きにくかったとも思う。

ある意味キラキラしていた。

 

彼女が言うには、

私とは一緒に仕事をしていく、とのことなので、

それがどんなことかはわからないけれど、

面白がって待っていようと思う。

 

別れ際に泣けた。

彼女の強さかもしれない。

息子のことで、ちょっと気分が解放されたのかもしれない。

これからだ。

彼女の世界がどんどん作られていくと思う。

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