試作は真剣にやるべきだった。S 1307

※S は、夫と別居してからの日

 

朝からバイト。

シフトを見ると、

かなり人数が少ない。

っていうか、どうしたってキッチンの子が休憩の時に

私がキッチンに入らなければいけないシフト。

ウッソーン。

先週からメニューの切り替えで、

試作をやったけれど、

いまいち飲み込めていなかった。

というか、私はあんまり関係ないかと思っていたから、

ちょっと遠目だった。

が、これはやらねばならない。

あらま。

まあ、やるしかないけれど…。

やるしかない。

なんて思っていたら、

ほぼ新メニューばっかり。

ああああああああ。

なんだか、気持ちが焦る。

どうしようもないけれど。

とはいえ、ここの仕事は全てゴールがあるから、

ゴールすればいいだけだ。

ゴールだけ。

 

それにしても、

人数が少なくて、

夕方から、本社の人がくることにはなっていたけれど、

その人が入る、と言うことは、

朝の仕込みがないかもしれない。

しかも、以前も来たことがあって、

文句を部長に言ったらしい。

そして、マネージャーにその怒りが飛んできたとのこと。

だいぶめんどくさい。

なぜそんな会社なのだろうか。

まあ、その人も変わってるな、と思うけど。

社員にとっては、やる気の出ない仕事かもしれない。

シフト通りに上がる。

 

仕事をしていて、

なんだか嬉しい気持ちがずっとしていて、

…これはなんだろうか…?

と考えていたら、

日曜日に車が来る、と言うことだった。

やったー。

 

そして、対照的にどんよりした気持ちも。

夫が保険のことで連絡をしてきて、

昨日確認したけれど、電話が繋がらなくて、

今日はお店が定休日、なので明日確認する、

と伝えてあるのに、

<確認した?>と連絡が来る。

お前、ちゃんと読んでる?

クソめんどくさい気持ちになる。

車が納車されたら、

夫名義の物も減っていく。

嬉しい。

 

家に帰ると、

無職の息子がゲームしている。

一般的な家族なら、

ここで衝突。

息子でなく、夫だったら

必ず衝突。

というか、とりあえず

<クソッ>と思う。

今までそうだった。

でも、息子に関してあーあ、とは思いながらも、

ここで喧嘩しても、と。

いずれ巣立っていくし、彼。

なんて思えたからか、

心底、がっかりもしなかった。

そうか、夫に関してのガッカリ度、と言うのは、

巣立っていかない、ということなのか。

夫の場合は、巣立ちではなく、旅立ち、になる。

それは、どっちが先か、みたいな話になるのかと思うと、

それを待つことができそうになかった。

なので、別に暮らすことに。

なんて恵まれた環境にいたのだろうか。

嬉しい。

 

なんて幸せを再確認。

明日も仕事。

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