素晴らしい人生。S 1284

※S は、夫と別居してからの日

 

お休み。

今日は母と姉を連れて、

母と同じ歳の従姉妹に会いに行く。

私が運転していくことになったのだけれど、

私の運転では行ったことがない場所なので、

どうやっていくのか気になり、

朝早くから目が覚めて、

Googleマップで調べて、

行きた方をメモをする。

…どれだけ役に立つのだろうか、

と思いながら。

 

そして、出かけるまでにまだ時間があったので、

寝る。

…なんか疲れている。

 

母と姉と待ち合わせの場所、

特に時間を決めていなかったけれど、

なかなか来ない。

いいお天気だ。

やっと会えて車に乗り込む。

姉は車に弱い、という思い込みが強く、

到着するまで心配だ。

 

高速に乗ってからは、

せっかくメモしていたものなどはまるで役に立たない。

とりあえずナビ頼り。

 

途中で休憩したりして、

どうにかたどり着く。

母の従姉妹、今までも何度もあったことがあるけれど、

とても面白く、可愛らしい人。

そしてとても元気そう。

少し前まで車で運転していたけれど、

やはりあまりの高齢なので

免許を返還したとのこと。

お昼ご飯を食べようということになり、

私の運転で、従姉妹の知り合いのお店に行くことになった。

今まで運転していた人が、

車を運転しなくなると、

わからなくなってしまったようで、

たどり着くまでぐるぐるしてしまった。

それはそれで。

で、定食屋さんに行って、

みんなそれぞれ食べたい物を注文して、

+ビール。

もちろん従姉妹と母が飲む。

彼女は大のビール好きで、

毎日3本飲むのが日課らしい。

笑笑。

頭もしっかりしているし、

身体も元気とのこと。

素晴らしい。

 

2人とも子供の時は同じ街に住んでいた。

今彼女が住んでいる場所から

車で40分位。

そこには、私も子供の頃何度も遊びに行った場所。

とはいえ、もう誰も住んでいないし、

その場所は、もう違うものになっている、とは聞いていた。

そしてその場所に2人の両親のお墓がある。

同じお寺。

母はあまり興味がなかったようだけれど、

彼女は行きたい、とのことで

急遽行くことになった。

姉が前の席に乗って、

母と彼女が後ろの席。

2人とも若干耳が遠いけれど、

ずっとあれこれ話をする。

その話が面白い。

大昔の話。

最近の話。

友だちの話。

だいぶ亡くなった人も多い。

お正月に蒲鉾を切っている時に

心筋梗塞でそのまま、なんていう人もいたらしい。

すごい。

最近は元気ではあるけれど、

週2回デイサービスに通っているらしい。

そこで麻雀をやってるらしく、

デイサービスじゃない日に、麻雀のメンツが揃わなくて、

呼ばれたりしているらしい。

 

お墓参りに行くと、

彼女が<死んだ人がいっぱい>

なんて言う。笑笑。

 

その後は、兄が予約してくれたホテルに行く。

駅前の素晴らしいホテル。

彼女と母、姉と私、という部屋割り。

夜ご飯までは時間がある。

少し休むことに…。

とはいえ、彼女はその間、ビールを飲む。

すごい。

 

で、まあ少し何か食べることになる。

近所に適当な人気店があったので、

そこに行く。

並んでいる。

なので、その間、その向かい側にある、

クラフトビールの立ち飲み屋さんがあったので

彼女と母を連れていく。

お店の人と少し話す。

<この2人、今度90歳なんです>と。

とても驚いていた。

はい、私も驚いてます。

あれこれ話をしていたら、

共通の人もいたりして、盛り上がる。

そんな話の途中に、

食べ物屋の順番が回ってくる。

 

そしてまたビール。

素晴らしい。

なんかいいな。

部屋に戻ってから、

デイサービスで覚えたトランプ遊びをして、

その後、花札

 

なかなかの老人たちだ。

長い1日だったけれど、

なかなか面白い。

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