働きすぎた次の日は。 S1206

※S は、夫と別居してからの日

 

金曜日

前日にはや帰りをして

やることが終わった感じで

気分良く朝から立ち上げ。

まあ忙しく。

ある時間帯には働く人がたくさんいるのだけれど、

お昼過ぎから、

1人2人と減っていく。

お客さんが絶え間なくくるし、

お店の外で並んでいる。

四時に1人上がってからは、

私がドリンクを担当する。

私は6時に上がる。

その時点ではホールの子が2人キッチンが2人、ドリンクが1人だった。

…6時にドリンクを担当する子がやってくるシフト。

そしてその子がキッチンの子とホールの子でお店の締めをやる。

5時過ぎに電話が鳴った。

 

キッチンの人が電話に出て

ホールの子が代わって出た。

<えー、それはできないです…>

と言っていた。

彼女のシフトは6時までなのだ。

で、電話を切った。

…6時からのドリンク担当の子が

熱を出したと。

…今その連絡はちょっと遅すぎないだろうか?

店長も休みでとりあえずマネージャーに連絡する。

マネージャーもお休みらしい。

とりあえず、私は明日から5連休なので、

少し残る、ということにした。

何より私はレジの締め作業ができないのだ。

他の人もできない。

そうなると誰かに来てもらわないことには

閉められない。

または、閉めないで朝まで。

まあそれは冗談として。

 

お客さんはダラダラやってきて、

なんだか帰れない雰囲気。

マネージャーが急遽来ることになったけれど、

どうやら私は帰れそうにない。

なんて…結局締め作業までやることに。

終わったのが10時半。

しかも財布を忘れていて、

イカには58円しか入っていない。

とはいえ、一体何時間働いたのだろうか。

…15時間。

残業が7時間。笑笑。

すごい。

というそんな日を終えて、

翌日。

寝ている間に足が攣りまくる。

かなりの水分不足だったと思われる。

 

朝、少しのんびり起きる。

疲れもあるけれど、

寝てるのがもったいなかった。

 

娘たちも時間があるから、

と言ってどこかに出かけよう、

ということになる。

犬も連れて、公園に行こうと。

 

車で30分くらいの以前にも行ったことのある公園。

梅が咲いていた。

駐車場も、私が入れたら、満車になってしまった。

 

公園は賑わっていた。

しかも、屋台だのなんだのが出ている。

…梅まつりらしい。

植木やら切花のお店も出ている。

公園の奥では出し物、というか

舞台の上で歌や踊りも行われている。

面白い。

天気もいいし、楽しい気分になる。

持っていったシートを敷いて、

とうもろこしや

フライドポテトを食べる。

楽しい。

犬もまんざらでもなさそうだ。

 

いろいろな出店がある中で、

1億円の重さを体験しよう、

というコーナーがあった。

わー、どんなかなー?

なんて思いつつ、

それを持つ、という経験をこれからする可能性はあるのだろうか?

と。

まあ、そんな体験も面白そうなのでやってみる。

 

ぷらっと無計画に出かけて

あれこれ楽しい経験ができて嬉しい。

 

違う場所でシートを広げて、

娘たちと3人、ゴロっと横になって、

空を見上げる。

木にタコが引っかかっている。

太陽の周りに虹が見えた。

 

見上げてみると、

普段見られないものが見えたりする。

なんでもそうか。

 

ちょっと視点を変えたり、

行動を変えたりすると、

面白いものに出会えたりするな。

 

娘たちは夕方から出かけて行って、

私は犬と2人。

こんな時間もいい。

しらす大根ととろろが食べたくて、

食べる。

美味しくて幸せな時間。

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