※S は、夫と別居してからの日
バイトのシフトに入っていなかったのだけれど、
人が足りない、とのことで、
店長に頼まれて朝の立ち上げから11時まで
出ることにした。
ただ、条件として、店長が8時半に来ること。
来ないなら、私は出ない、と。
その条件を伝えたら、
<くるよ、調子がよければ>とふざけたことを言うので、
店長が遅刻したら、即刻きた時点で帰ります、と伝えての
出勤だった。
そして、8時に電話があり、
他の人が電話に出て、
<わかった>と言って切っていたけれど、
<店長が寝坊して遅刻だって>と。
あらっ、そうなんだ。
では、店長が来たらすぐに帰ろう、と。
めんどくさいなあ、こう言う人。
なら最初から出なければよかった。
つくづく思った。
そして、9時にやってきて
謝っていたけれど、
私は、<お疲れ様です、帰ります>と言って
帰ってきた。
他の人に迷惑をかけたかもしれないけれど、
申し訳ないけれど、恨むなら店長を。
で、帰りにラインで<明日から来なくていい>と。
はああああ?
自分が寝坊して、それはどうなのか?
なんか怒りが収まらなくなった。
<マネージャーに相談します>と
伝えたら、
あれこれ言ってきて、
その中で疑問だったのが
<組織あるのか?>と。
…なんのこと?
不思議。
頭がおかしいとしか言いようがない。
何より出勤しなければよかった。
恩を仇で返すタイプ。
まあ良いきっかけ。
私も新しいことを考えよう。
それにしても、
めんどくさい男だと思う。
会社辞めたいならすぐに辞めろ。
自分の世界で生きていけよ。
会社側も社員が軒並みやめているから
引き止めたいかもしれないけれど、
お店の人たちとのチームワークを乱して
自分勝手なことするような人は不要だと思う。
家に帰ってから寝ようと思っても寝付けなかった。
頭も痛かった。
犬の薬をもらいに行った。
帰りに買い物をして、
食欲も湧かなかったけれど、
とりあえず食べた。
その後、セブンルールを見て、
それから<パターソン>を観た。
映画の。
友達が観て面白かった、と言っていたやつ。
詩を書く、と言うのがなんだか新鮮だった。
昔働いていたところの人に<詩人が向いてる>
と言われたことがあった。
いや、向いている、と言われたかは疑問。
でも、詩を書いてみたら、みたいなことを言われた。
そうか、なんてその気にならなかったけれど、
今、書いてみようかな、と思う。
違う世界を持とう。
自分を守るために。
どうでもいいこの世の中だ。
自分だけは、自分のかっこよさを持って、
きちんと生きていこう。