ちょっとしたボランティアに興味があり、
お手伝いの申し込みをし、
見学に行ってきた。
楽しかった。
ボランティアは、全てを使い倒される印象があった。
今までいくつかのボランティアに参加したことがあるけれど、
手伝ってもらえれば、という感じで始めても
いつのまにか強要される感じになって、
早く辞めたくなっていた。
でも、今回は何か違う気がした。
やりたくなった。
なので、来週からやることにした。
そんな状況の中、
よく行く飲み屋のマスターから
連絡が入る。
<Gさんが、店の前にいます>と。
…ヒエ〜…
今すぐに行きたいところだけれど、
ボランティアが…
終わったらすぐに行こう。
ボランティアが終わって、
電車に乗り、行ってみると…
…どこに?という感じだったけれど、、
マスターのところに行ってみると、
<あそこに>と指をさされた方向に…いる。
うちの娘がGさんのことが大好きなのをマスターも
知っているので、なぜか色紙まで準備してくれていて、
サインをください、と申し出てくれたらしい…が
断られた、とのこと。
マスターもかなり興奮状態になっていた。
そこで<握手をしてもらいに行こう>
となり、思い切って行ってみる。
…してくれた。
思い切って、娘の話をしてみると、
<よろしくお伝えください>と言われた〜。
すごい〜。
興奮。
そのあとしばらく見ていたけれど…
ずっといるのもなんなので、帰ることにした。
そのあと、なんかモヤモヤしたものが湧き上がってきた。
…なんだろう、このモヤモヤは…。
もはや一生に一度会えるかどうか、の状況だったという理解が
自分には足りなかった、という後悔。
もっと、面白いことを言って、笑いを取りたかった、
娘の名前でも言っておけば良かった、
などなど。
そう考えると、心の準備、備えよ常に。
日々、もしあの人に会えたら、ということを想定して、
ある程度の言葉を準備して置くべきかと。
シュミレーション、
妄想が大切だと思った。
とはいえ、いつそれが役に立つのかはわからないけれど。
でも、私は準備しようと思った。
そしてパソコンが届いた。
今まで使っていた物のデータを移行するのは、
思いの外大変。
というか、新しいものの容量が小さかった、ということに気づく。
…入らない。
ショック。
時間をかけても、うまくできずに、
何時間も過ぎる、徒労。
しかも、相手は機械なので、言って聞かせてみても、
次の効果も期待できない。
まっ、いっか。
そんなこんなの状況で、
私はふと、ものすごい幸せを感じた。
自分は、超ラッキーだと。
そして、これからどんどん幸せになる気がした。
きっと、そう思えたのだから、
そうなるんだろうなあ。