タイムウェーバー213日目 別居109日目

ちょっとしたボランティアに興味があり、

お手伝いの申し込みをし、

見学に行ってきた。

 

楽しかった。

ボランティアは、全てを使い倒される印象があった。

今までいくつかのボランティアに参加したことがあるけれど、

手伝ってもらえれば、という感じで始めても

いつのまにか強要される感じになって、

早く辞めたくなっていた。

でも、今回は何か違う気がした。

やりたくなった。

なので、来週からやることにした。

そんな状況の中、

よく行く飲み屋のマスターから

連絡が入る。

<Gさんが、店の前にいます>と。

…ヒエ〜…

今すぐに行きたいところだけれど、

ボランティアが…

終わったらすぐに行こう。

ボランティアが終わって、

電車に乗り、行ってみると…

…どこに?という感じだったけれど、、

マスターのところに行ってみると、

<あそこに>と指をさされた方向に…いる。

うちの娘がGさんのことが大好きなのをマスターも

知っているので、なぜか色紙まで準備してくれていて、

サインをください、と申し出てくれたらしい…が

断られた、とのこと。

マスターもかなり興奮状態になっていた。

そこで<握手をしてもらいに行こう>

となり、思い切って行ってみる。

…してくれた。

思い切って、娘の話をしてみると、

<よろしくお伝えください>と言われた〜。

すごい〜。

興奮。

そのあとしばらく見ていたけれど…

ずっといるのもなんなので、帰ることにした。

 

そのあと、なんかモヤモヤしたものが湧き上がってきた。

…なんだろう、このモヤモヤは…。

もはや一生に一度会えるかどうか、の状況だったという理解が

自分には足りなかった、という後悔。

もっと、面白いことを言って、笑いを取りたかった、

娘の名前でも言っておけば良かった、

などなど。

そう考えると、心の準備、備えよ常に。

日々、もしあの人に会えたら、ということを想定して、

ある程度の言葉を準備して置くべきかと。

シュミレーション、

妄想が大切だと思った。

とはいえ、いつそれが役に立つのかはわからないけれど。

でも、私は準備しようと思った。

 

そしてパソコンが届いた。

今まで使っていた物のデータを移行するのは、

思いの外大変。

というか、新しいものの容量が小さかった、ということに気づく。

…入らない。

ショック。

時間をかけても、うまくできずに、

何時間も過ぎる、徒労。

しかも、相手は機械なので、言って聞かせてみても、

次の効果も期待できない。

まっ、いっか。

 

そんなこんなの状況で、

私はふと、ものすごい幸せを感じた。

自分は、超ラッキーだと。

そして、これからどんどん幸せになる気がした。

きっと、そう思えたのだから、

そうなるんだろうなあ。