タイムウェーバー 111日目 別居7日目

別居して、1週間…。

どうなのか?

と考える。

…別に…

な感じ。

それは、子供も一緒に暮らしているから

かもしれない。

とはいえ、子供も忙しいので、

そんなに顔を合わすこともない。

一人の時間が増えているけれど、

…別に…なのだ。

バイトしてるからかな?

とはいえ、モヤモヤしてる感じが

なくなった、かもしれない。

なんだろ、不思議。

きっと、いい感じなのだろうな。

 

バイト先で、今や喫茶店は、

スマホが使える便利な場所、

というイメージなのか、

Wi-Fi>と<充電>についての質問は

よく受ける。

Wi-Fiは、ビルにある、けれど、

充電はない。

充電はできないように、コンセントは

塞いでいる。

で、

海外からのお客さんに<充電>について

質問を受けたけれど、

スタッフの一人が<ない>と答えた。

でも、お客さんは納得していなかったようで、

席に座っても、充電先を探していた。

…諦めの悪いタイプ。

そして、テーブルごとについている呼び出しのベルの番号が

表示される掲示板の横に

USBの差込口を見つけたようで、

差し込もうとしていた。

…<充電できるか?>

…<できません>

…でも、そんな事をしようとしていて、

さっきの質問は、なんだったのか?と

疑問。怒りにもなる。

 

来年は、オリンピックで、

きっとこのお店にもたくさんの海外からの

お客さんがやってくると思う。

いいお客さんもたくさんいる中、

そんな人もいる事を思うと、

どんよりする。

そして、1人ワンオーダーというのも

伝えても、かなりの割合で無視している。

店の方針もあったもんじゃない。

都合が悪くなると、

わからないフリをする…。

大丈夫か…?日本。

<おもてなし>

なんて言うけど、

あんまりひどい人たちのことを

もてなす自信はない。

お店の中で、外で買ってきた物を食べたり…。

注意してもこっそり食べてるなんて、

どうかしてる。

 

そんなこんなでモヤモヤがあるけれど、

バイト先の子と帰りの時間が一緒だったので、

色々と話した。

気づくと1時間、立ち話。

彼女の今の状況の中で

最大限にできることをやっている、ようだけれど、

力を入れて頑張っている感じがした。

とても才能のある子なので、

なんとかラクに進めるようになるといいなあ、

と思った。

余計なお世話 かも知れないけれど。

 

街は酉の市。

賑やかな場所を通って、家に帰る。

犬は、夫がいなくなって、階段下の穴蔵から

出てきている時間が少なくなっている。

犬は、相当寂しさを抱えている…。

夫も同じだと思う。

 

子供と私だけが、相変わらずなのか。