タイムウェーバー 108日目 別居4日目

夫がいよいよ、会社からそのまま

ここではない場所へ帰ることになった。

 

朝、家族のグループラインに

長いメッセージが入った。

…ママに協力するように、

犬の面倒をみるように、

そして、子供達それぞれに応援のメッセージ。

読みながら、どう返信をしたら良いのか

わからなかった。

多分、子供たちも次々とそのラインを開けたと思う。

みんな同じ気持ちだったかもしれない…。

とはいえ、次々と既読がつくのに、誰も返信をしない、

というのもどうなのだろうか…と思いつつ

(私もしてなかったけれど)

上の娘が返信していた。

<○>

これだけだった。

笑ってしまった。

 

みんなそれぞれの気持ちがあるけれど、

言葉になると、嘘くさく、

重くて軽いものになってしまう、ような気がする。

何か、ずれるのか。

 

そして、旦那のお父さんからたくさんの釣竿を預かってきて

売るように、と言われたので、

買取業者に連絡して、査定に来てもらうことにした。

 

家の中もかなり散らかっているので、

色々と片付けをする。

なんでこんなにも物が多くて、

処分することができないのか、と悩む。

夏物と冬物の入れ替えもしながら…

やはりスッキリ暮らすには、

物を減らすしかない、と。

 

もはや玄関で、いるのかいらないのかを決めて、

不要なものは持ち込まないようにするべきだと。

家の中にあるものも、どんどん処分しないと、と思う。

結局、片付けるつもりで、全部出して、

また元に戻す、ということをしているだけだった。

とはいえ、子供のもので、面白い物が出てくると、

やっぱり捨てられない。

それは本人に決めてもらおう。

 

釣具査定は、頑張って45000円、とのことだった。

もう少し高く引き取ってもらえるかと思った。

とりあえず、初めての査定だったので、

他の業者にも確認してもらってから、

と、買い取ってもらわずに終わった。

 

夫と暮らさない事で、

今まで話もしなかったし、

できたら話したくなかったのに、

話すことが増えている。

今だけかもしれないけれど。

 

そして、夫の部屋に、テントを立てて、

寝袋を入れた。

簡易ベッドも広げて、椅子も置いてみた。

…ちょっと楽しい。

 

そんなんで…

これからさきのことはわからないけれど、

良い方向へ向かっていると思う。