タイムウェーバー 67日目

朝からバイト。

秋分の日を境に、家を出る時の空が暗くなっている、

気がする。

季節が変わっている。

 

この前買ってきたコロッケが残っていたので、

パンに挟んで持っていく。

なので、お昼は、どうしようかと思っていたけれど、

…フレンチトーストを食べた。

…食べすぎ?

とも思って、コロッケパンを半分残した。

 

相変わらず、バイトも少なくて、

一人のバイトの子が帰った後は、

ホールが私一人になっていた。

一人何役もこなす私。

そして、お店に入る前に、お客さんも私たちも混乱しないように、

名前を書いてもらって、順番に席を案内しているのだけれど…。

たまに名前を書かずに、ずっと待っていて、名前を書いた人が

その人よりも先に…当然なんだけど、

席を案内することがある。

なるべくそういうことがないように、と思いつつ。

で、名前を書かないでずっと待っていた人を飛ばして、

名前を書いた人に席を案内したら、

その人が激怒していた。

…なになに?

驚いた。

なのに、注文をする時には、

ものすごく優しく注文してきた。

なになに?

驚く。

一瞬の変化に。

自分にはない感覚だったから?

それとも、自分に眠っている感覚?

わからないけれど。

 

まあ、たまに不思議な人がいる。

そんな人に出会うと、自分の中の過去のデータを探し始める。

 

娘がついに、シルクスクリーンをやっていた。

…恐ろしく、その中の液体が臭い。

でも、なんとかできた。面白い。

思ったことが、形になる、形にする、

という感覚は大切なことだと思う。

そこから、どんどん進んで行かれるのだと思う。

 

ふと、手を見たら、

だいぶ前から、左手の結婚線が二股に分かれていたけれど、

右手の結婚線も二股に分かれていた。

この線は、分かれていなかったのに…。

いよいよか。