8日目

ものすごいカラダの疲れを感じた。

…なにこれ?

喉も痛いし、かなりだるい。

とりあえず、経口補水液を飲んでみた。

今日、バイトなのに、できるか怪しい〜、と

感じていたけれど、

自分で希望を出したシフトなので、

重い身体にムチを打ちながら、バイト先に向かう。

いつもながらの癖で、念のため念のため念のため…ということで

早めに出かけて、

あまりのボンヤリ感が強いので、

バイト先の近所で、アイスコーヒーを飲んだ。

そしたら、急に元気になった。

えっ?

何これ?

と思うほどの変化。

アイスコーヒーもそうだけど、

お店のクーラーが効いていて、

それが身体をシャッキリとさせたのかもしれない、と思った。

なぬ?

確かにこのところ暑いけれど、

あまりクーラーが好きではないので、

避けていたけれど…。

軽い熱中症だったのか?

とさえ思った。

 

それからバイト。喫茶店

日曜で、結構混んでいた。

少ないバイトの人数で店内を回す。

そして、今朝の疲れも吹っ飛んでいた。

というか、疲れてもいられない。

やらねば。

 

忙しい時のバイトは、無。

ほぼ何も考えない。

仕事に集中してしまう。

その感覚は面白い。

とはいえ、忙しくて、

社員がいつものように私に指示を出してきた。

彼は、ちょいちょいマウントしてくる。

私はどうもマウントされやすいのだろう。

 

そんなこんなだったけれど、

店内が落ち着いた頃に1人のお客さんが

ボックス席への転席を希望してきたので、

そのお手伝いをした。

その人の持ち物をふと見たら、

ノートがあって、そのノートは、

アイちゃんのノートだった。

ビックリ。

なので「アイちゃんのノートですか?」

と聞いたら

「はい、お好きなんですか?」と聞かれた。

「あっ」と言った後に、「はい」とは言えなかった。

なぜだ?

好きではないのか?

恥ずかしかったのか?

色々と疑問だった。

 

それからバイトの時間もいよいよ終わる頃、

<今日は帰りたくない>と強く思った。

もう、ずっと帰りたくない、と。

行くところがあれば、帰りたくない。

 

そんなんで、

帰りに1人でご飯を食べに行った。

それしかできなかったけれど。

 

いよいよか。

 

頭で考えると、

ブレーキがかかることが多いけれど、

気分で考えると、

やってしまいたいと。

 

これが、潜在意識と顕在意識なのか。

せめぎ合って、日常を過ごす。

 

これから楽しみにしよう。