※S は、夫と別居してからの日
バイト。
そんなに忙しくない日。
新人さんが入ってきた。
主婦…。接客業が初めて、とのこと。
結局、長く働くのか、どうなのか、
というのは、自分の思うように働けるのか、
ということなんだろうな、と思う。
働きたいのにシフトに入れてもらえなかったりすれば、
他を探すしかない。
そうやって辞めていった人たちが何人もいた。
お店側もどういう意向があって雇っているのか、
その度に疑問だったけれど。
どうなるのかな〜?
お昼におにぎりを二つ持っていった。
バイトの子に焼き芋をもらった。
その直後に、鰻重のお裾分けをいただく。
お腹がいっぱい。
明日は雪が降るらしく、
朝の電車に影響が出るのかな?と
気になりながら。
雪が降りそうには思えないのだけど、
そういう予報が出ているから、
きっと降るのでしょう。
友達からLINEが来ていた。
しかも、ふと考えた瞬間があった友達から。
何かをお互いに察知するのだろうか、こういうのって。
1人の友達は、なんとなくモヤモヤがあって、
今までの距離とはだいぶ違ってしまった。
とはいえ、彼女は、私に<恩>を感じていて、
何かを〜、と思っている、ようだ。
全然いいのにな、と思う。
そんなふうに感じられるのも、かえっても申し訳ない。
どちらかといえば、彼女の記憶の中から
私を消してもらってもいいのだけれど、と思う。
それは彼女だけでなくて、
他の友達も。
夫も。
それぞれ、もう、思い出すことのないものになって欲しいと。
私は子供にさえもそう思っている。
1人、または誰かと暮らすことを決めたら、
もうここのことを記憶から消して欲しい。
自分の暮らしを思うように創っていって欲しい。
それが私の理想。
…何年か前に、<リメンバーミー>という映画があったけれど、
その反対だわ。
…私の中の誰かの記憶も失くなっていって欲しい、
といことなのかな〜?
どんどん薄くなっていってるんだろうけど。
思い出す、と、きっとどこかで繋がるんだろうな。
…それにしても、なんで思い出すのだろうか…。
コロナになって、人との付き合いもだいぶ整理されたと思う。
暮らしがシンプルになったように感じる。
いいことだ。