※S は、夫と別居してからの日
一昨日は、疲れて、すぐに寝てしまった。
久しぶりに朝活をした。
ふと思う。…なんとなく、一方通行な会話…。
そういえば、何日か前の夜、
家のインターホンが鳴ったので、出ると、
<お宅の家の屋根がめくれてるんですけど>と、
建築業的な口調の人が教えてくれた。
…???
<では、今外に出ます>と伝えて、
めくれているところを教えてくれた。
…暗くてほとんど見えなかった。
でも、その人が<あそこです>とあまりにもハッキリと
指を指すので、一生懸命に探したけれど、
わからなかった。
そんなことがあったので、朝活が終わったあと、
ちょっと家の周りを見てみた。
…わからない。
どこ?どこ?
結局分からなくて、家に入ろうとしたら、
向かい側に住む老夫婦がいたので、
挨拶がてら、その事情を話したら
<そんなの嘘に決まってるじゃない>と言われた。
…確かに、あの夜の暗さで、そんなもんを発見できるとも思えなかった。
そこから、あれこれと話が始まり、
ほぼ1時間、ここのご近所のお話になった。
日本の高齢化を象徴しているかのような
高齢化地域。
あの人もこの人もお年寄り。
最近見かけなくなった人がいて、ご家族に聞いてみると、
<元気だ>と主張するらしい。
とはいえ、最近見かけない、なんて、1週間以上、
というか、1ヶ月以上、なのではないかと思う。
まあ、話したくない、のだろう。
そういうことを冷たい、とか、
変わってる、と言う…。
どうなのだろうか、私もそう言うかもしれない。
そこの老夫婦には。
いや、周りの仲のいい人たちにも、
何かがあったとしてもそう言うかもしれない。
現に、別居していることも
仲の良い友達には言ってない。
なんでかな?
言いたくない、というのはある。
質問されそうで。
まあそれはそれで。
でも、お向かいの老夫婦と話していたら、
どこの夫婦もだいぶ冷えた関係で、
その上、親子関係もグチャグチャな感じだった。
…そうなの?世間て、そんな感じなの?
と思った。
そんな関係になってまで、一緒にいる意味がよく分からないけれど、
選択肢が一緒にいるしかなかったのかもしれない。
そんな中でも、いいことがあればいいけれど。
結婚生活を楽しんでいこうと思っている人たちが
離婚やら別居するのかもしれない、なんてふと思った。
まあ、それを我慢が足らない、と世間は言うのかもしれないけど。
どっかで、自分は夢を見てるんだな、きっと。