※S は、夫と別居してからの日
たった二日間、仕事を休んでいたというだけなのに、
なんだか、働くのが好きなのか?と思った。
家にいると、やる気がしなくて、
何もやらないのは、家にいるからなのか?
とさえ思った。
仕事、特に接客だと疲れた顔してやるわけにもいかない。
そういうことか?
バイトを3時に上がる。
帰りに韓国街へ行って、
この前買った<キムチの素>が美味しかったので、
また買うことにした。
あとはトッポギとどんぐり豆腐、
マッコリ。
買い物の途中、所持金が少なかったことに気付く。
まあ、そしたらその時はその時、で。
結局間に合った。
そして、所持金は300円程度。
その代わり、荷物が重い。
夜はトッポギ。
予想以上に辛かった。
キャンプでトッポギにしようかとも思った。
とはいえ、なんの工夫も感じられない、と
却下。
息子がお休みで、久しぶりにみんなで夜を過ごす。
息子と私のいびきがうるさいので、二人が一緒に寝たらいい、
と提案される。
私のいびきに関してはよくわからないけど、息子のいびきと一緒に寝るのは
是非とも断りたい、と思っていたので、そう言うと、
息子は、私のいびきに関しては知らなかった、とのこと。
彼が一番幸せだ、ということになった。
とはいえ、彼はいびき外来に行くか、口にテープをして寝るように勧められる。
それか、一人暮らしをするか、と。
まあ、それもいいかもしれない。
いずれ子供たちは、この家を出ていく。
そしたら私は一人でここに暮らす、のだろうか。
<男の人と住んでるかもね>とちょっと言ってみた。
<離婚してるならいい>と。
そんなこと(男の人と暮らしていること)なんて
ありえるだろうか?と考えてみたけれど、
なさそうだ。
まあ、きっと色々と変わっていくだろうと思う。
むしろそうなってください、とも思う。
みんな、好きに生きてね。