長い1日 S 513

※S は、夫と別居してからの日

 

息子がお休みで、

朝、車の運転の練習をした。

娘と犬も乗せて。

少しずつ慣れてきた感じで、

これまで同じ場所をグルグルしていたけれど、

そのまま家まで運転したい、とのことだったので、

そうすることに。

…順調だった。

…けれど、道路ので工事をしていたために、

車線変更が遅れて、

車の波に乗り遅れたことに焦ったようで、

私と運転を交代した。

 

息子は、少し前に彼女に振られてしまったのだけれど、

しばらくは前向きになっていた。

でも、昨日から様子がおかしくなっていた。

朝もなんだか…気分が重い感じで、

こっちにまでその重さが伝わってきた。

ちょっとつらい。

家に帰ったら、すぐに寝てしまった。

 

そして、娘の大学の入学式。

この時期なので、保護者は抜き。

私のスーツのジャケットを着て、

上の娘のパンツ、かなりブカブカだけれど、

ベルトをして、なんとかカッコがついた。

…大きくなったもんだ。

犬と私は、娘を見ながら、そう感じた。

嗚呼、この犬がうちに来た時、

この娘は、小学一年生だったと言うのに、

大学生になったとは…。

不思議な気分になって、泣けた。

いろんなことがあったな、と。

何かを我慢していたわけではないけれど、

ずっと我慢していたみたいに涙が出た。

 

娘が出かけて、1人ボランティアの担当の部分を

進めていた。

 

お昼は息子と鰻でも食べにいこうと思っていたけれど。

息子は、お腹が減らない、と。

娘に連絡したけれど、

入学式が終わってない、とのことなので、

1人で冷凍パスタを食べた。

 

息子、歯医者の予約を取っていて、

出かけることに。。

その後、髪を切るという。

夕方から友達に会う、と言うので、

その前にマッサージを勧めた。

身体の緊張感をとった方が良さそうだったので。

マッサージ代をあげようとしたら

<そんなに優しくしないで>と、息子に言われた。

少し前の息子なら、

喜んで財布に入れていただろうと思うけれど…。

優しくするつもりはなかったけれど、

こんなこともあるんだ、って、今の状況から

少し離れて見られたら、と思った。

そう言う気持ちを優しさ、と感じたのか…。

 

みんな大きくなったな。

いろんな時間の中で、

自分のギザギザしていたものが取れたり、

新しいもの突起ができたりしてるんだな、と。

そして、私も。

 

これからは、夫からの金銭的な補助を受けないように

暮らせるようにしていこう。

先のことを考えると不安もあるけど、

まあ、その時になってみないとわからないことが

あるから。

 

 

夜はボランティアの人たちとのミーティング。

8時半からで、途中眠くなってしまった。

…これからの改善点…。

何が問題なのか…がよくわからなくて、

他のボランティア団体と比較しながら

みんなの話を聞いていた。

お金と手間と正確性…?の話?

とりあえず、話し合いが終わった後に、

たまたま私だけ残ってしまって、

今回提案した人と話したところ、

そもそもそれが必要なのかどうか?

という話になった。

そっか。

提案した人は、それを伝えたかったようだけれど、

よくわからなかった。

きっと優しさなのだと。

まあ、私は他の人にどう思われてもいいので、

それも選択肢に入れた方がいいかと。

提案してみようか、と。

 

そんなこんなで長くなりました。

思うことたくさんの1日。