※S は、夫と別居してからの日
陽性者の娘が、出社した。
ほぼ1ヶ月ぶりで
今まで何時に出かけていたのかさえも
忘れていた。
そんなもんか。
私もかも。
下の娘と相変わらず
自宅待機。
特に何をするでもなく、
過ごす。
とはいえ、ちょっとだけハンドメイド心に
かられて、ビーズを出して
アクセサリーを作るか〜、という気分になったけれど、
うまくできずに、うやむやに。
下の娘も何を思ったのか、
この前ネットで買ったワンピースを着て
お化粧してたので、
どこかに出かけるのかと思ったら、
ただなんとなく、だった。
この自宅待機期間は、ほとんど一日中パジャマだったから、
ちょっと気を引き締めているのかもしれない。
着る物やお化粧で、
かなりの気分が変わるので、
たまにいいのかもしれない。
そして、<つづ井さん3>を読む。
面白い。
すぐに私まで同じことをやりたくなってしまう。
下の娘と、
今回の自宅待機について話す。
<いい時間だよね〜>と。
何より良かったのは<大豆田とわ子>のドラマに出逢えたこと。
幸せであたらしい世界だった。
仕事を休む、というのは申し訳なかったけれど、
こんな時間もありがたかった、
というのは正直な感想。
そうだ、
PCR検査を受けた病院に電話して
<陽性者=コロナ感染者?>かどうかを聞いてみた。
<はいそうです>とのこと。
<えーーーー?>
<デルタ株ですか?>と確認したら、
名前と生年月日を聞かれて、
少し調べる時間があって、
その後に
<はいそうです>とのことだった。
<えーーーーーー?>
とはいえ、それ以上に何もないので
電話を切ったけれど、
疑問だった。
そして、
<今流行りのデルタ株だったとは〜>と。
元陽性者の娘が仕事から帰ってくると、
<会社でも大勢が感染者になっていてお休みしている人が多かった>と。
その前に…、朝、電車を乗り過ごしてしまって、
タクシーで行った、と。
寝てたらしい。
一回目が覚めた時に<知らない駅だ>と思いながら、
<そういうこともあるな>と納得して、寝てしまったらしい。
タクシーに乗るってすごいな。
ああ、いよいよ明日から9月か。
それにしても、デルタ株だったとは。
よく私たちも感染しなかったな、とつくづく思う。
そして、娘の周りにも誰一人として感染している人がいない、
という不思議。
不思議、というか、かなり疑問。