賞味期限切れのものを買ってみた。 S 574

※S は、夫と別居してからの日

 

朝からバイト。

仲良くしている子と一緒だったけれど、

彼女はバイトの掛け持ち…のせいか

かなり疲れているようで、

なんだか機嫌が悪い感じ…。

ここのところそんな感じがある。

…無理してるんだろうな、と思う。

 

そして…。

キッチンを担当していて、

なんだか自分を<おみそ>のように…

おみそって?????

というか、常に代打な存在のように扱っていたけれど

やはりこれからは、

レギュラーにならないと、と思って、

仕込みの確認とかあれこれやってみた。

できる女風に。笑笑。

で、パスタのポーションを作ったら、

<玉ねぎ>を入れ忘れていた。

…一気にできない女に…。

まあ、これからです。

とはいえ、一瞬やめたくもなった。

というか、やめたらどんな暮らしがあるのか…?

とちょっと疑問だった。

 

アメリカ人の友達からここのところ、連絡が来ていて

スカイプで話した。

久しぶりの英語。っつっても、話せないわ。

バイトが終わってから、雨の中歩きながら、

向こうの映像は、みられなかったけれど。

なので、駅まで歩いて、

電車に乗ってる間にカメラの設定を直す、

ということで、

家に帰ってから落ち着いてスカイプをした。

とはいえ結局、向こうのカメラは直らなかった。

私は、彼のグリーンのスクリーンにずっと話しかけていた。

いや、そんなに話せないけど。

彼がいうには、ワクチンは打たないほうがいい、

そして、いつアメリカに来るのか?

ということばかりだった。

…いつ行けるのだろうか?

行ったら、もうしばらく帰りたくない…。

いや、むしろ帰らないわ。

そんな勢い。

 

この前、<プロキャンパー>の話を見て、

私は、<生きてる感>を感じながら

生きていきたいんだな、と思った。

そう考えると、今の暮らしで生きてる感って、

どんななのだろうか?

その感覚が欲しくて、

バイトをやめようかな?なんて考えたのかな?

 

生きてる感って、

なんか<常に、先っぽに立って、

目の前に広がる空間に飛び込んでいく感じ?>

…<スカイダイビング>?

というか、きっと、

自分との対話をきちんとしながら、

工夫して進んでいく感じなのかもしれない。

毎日、いや、毎瞬、それ。

ちょっとずつ試そうか。

 

バイトが終わって、

輸入食材屋さんを通ったら…

大きいパルメザンチーズが180円だった。

ヤスッ。

でも、赤字で<賞味期限切れのため>とある。

えっ?

賞味期限切れのものを売ってもいいの?

と思いながらも、2個買った。

いつ切れたのだろうか?と見てみると、

4月だった。

へー、4月かって、2ヶ月も前か。

それでもいいんだ…。

私は。

いいんです。買っちゃったし。