※S は、夫と別居してからの日
朝からバイト。
仲良くしている子と一緒だったけれど、
彼女はバイトの掛け持ち…のせいか
かなり疲れているようで、
なんだか機嫌が悪い感じ…。
ここのところそんな感じがある。
…無理してるんだろうな、と思う。
そして…。
キッチンを担当していて、
なんだか自分を<おみそ>のように…
おみそって?????
というか、常に代打な存在のように扱っていたけれど
やはりこれからは、
レギュラーにならないと、と思って、
仕込みの確認とかあれこれやってみた。
できる女風に。笑笑。
で、パスタのポーションを作ったら、
<玉ねぎ>を入れ忘れていた。
…一気にできない女に…。
まあ、これからです。
とはいえ、一瞬やめたくもなった。
というか、やめたらどんな暮らしがあるのか…?
とちょっと疑問だった。
アメリカ人の友達からここのところ、連絡が来ていて
スカイプで話した。
久しぶりの英語。っつっても、話せないわ。
バイトが終わってから、雨の中歩きながら、
向こうの映像は、みられなかったけれど。
なので、駅まで歩いて、
電車に乗ってる間にカメラの設定を直す、
ということで、
家に帰ってから落ち着いてスカイプをした。
とはいえ結局、向こうのカメラは直らなかった。
私は、彼のグリーンのスクリーンにずっと話しかけていた。
いや、そんなに話せないけど。
彼がいうには、ワクチンは打たないほうがいい、
そして、いつアメリカに来るのか?
ということばかりだった。
…いつ行けるのだろうか?
行ったら、もうしばらく帰りたくない…。
いや、むしろ帰らないわ。
そんな勢い。
この前、<プロキャンパー>の話を見て、
私は、<生きてる感>を感じながら
生きていきたいんだな、と思った。
そう考えると、今の暮らしで生きてる感って、
どんななのだろうか?
その感覚が欲しくて、
バイトをやめようかな?なんて考えたのかな?
生きてる感って、
なんか<常に、先っぽに立って、
目の前に広がる空間に飛び込んでいく感じ?>
…<スカイダイビング>?
というか、きっと、
自分との対話をきちんとしながら、
工夫して進んでいく感じなのかもしれない。
毎日、いや、毎瞬、それ。
ちょっとずつ試そうか。
バイトが終わって、
輸入食材屋さんを通ったら…
大きいパルメザンチーズが180円だった。
ヤスッ。
でも、赤字で<賞味期限切れのため>とある。
えっ?
賞味期限切れのものを売ってもいいの?
と思いながらも、2個買った。
いつ切れたのだろうか?と見てみると、
4月だった。
へー、4月かって、2ヶ月も前か。
それでもいいんだ…。
私は。
いいんです。買っちゃったし。