夢を見る練習をしながら、生きよう。 S 531


※S は、夫と別居してからの日

 

バイトが朝から。

私の時間を切り売り。

それしかお金を稼ぐ方法を知らない、

のか、と思ったりして。

生きてるだけで、お金に変わっていく、

なんてこと…あったら、私は、何をしたいのだろうか。

この頃、夢を見ることをしていない。

目の前の小さきことばかりに気を取られ、

あーでも、こーでもと、思い、胸をモヤモヤさせている、

ような感じかもしれない。

地べたを四つん場になって、

なるべく低い体勢で爬虫類のように、あれこれ確認しながら、

動いている感じ。

どうです?

夢など見てられません。

楽しみを見つける、

よく言葉にしているけれど、

楽しみ、ってなんなのかな〜?

なんて、上を見上げてる感じ。

夢を見るのも、練習が必要なのです。

毎日夢を見る練習が必要なのか。

 

さてと、今日はお給料日で、

夫…と連絡を取るのももうどうにもめんどくさいので、

そろそろ離婚したいです。

多分お互いにそう思っている、のに、

そんなことをまた、私から告げなくてはいけないのかと思ったら、

彼の優しさを感じない。

というか、嫌なこと?というか、

切り出しにくいことは、いつも私なのか。

まあ、離婚、てなんとなく、重いです。

でも、結婚しないとわからなかった、ことがたくさんあった。

なので、結婚して良かった。結婚してくれて、良かった。

感謝。

同じタイミングに、同じ気持ちになる、という

私にとって、ちょっと奇跡的なことだった。

私は仲良くしていくのが良かったけれど、

私とは仲良くしていきたくなかったのかな?

と、今の私は、それが離婚の理由に感じてるけど。

ほんとは、全然違うのかもしれない。

もしかすると、そもそも私は、誰かといるのが嫌いなのかも。

2年前に書いた離婚届、どこだっけかな?

探そう。

結婚という旅が終わっただけ。

それぞれの、おうちに帰る感じ。

ありがたいことに、

それぞれのお家がある。

お土産がたくさんだ。

これがきちんとしたら、また新しいことが始まるんだろうな。

もう、100%の自分人生。

名前も戻そう。

ちょうど今の年齢の半分の時間だった。

これからはまた、私の両親と過ごした名前か。

それもいい。

一粒で2度美味しい私の人生。

夢を見る練習をしながら、生きていこう。