思いつきで  TW 303 S 195

気になっていたことを

やらなければ‼︎と思った。

それは、物を作って、人に渡す、

ということなんだけれど。

まず買い物に行かなくてはいけない。

隣の町の手芸品店。

ネットで調べてみると、この時期でも

営業している。

娘に散歩がてら、行くかどうかを尋ねたら、

行かない、とのことだった。

1人で行ってもいいのだけれど、

近所の友達に渡したい物もあったので、

朝9時過ぎに声をかけてみた。

それも、<これから行かない?>と。

すると、すぐに

<今から、縫い物をしようと思っていた‼︎>とのこと。

で、<行く‼︎>と。

15分後に、待ち合わせ。笑える。

 

家族以外の人と会って、出掛けるのも

久しぶり。

 

お互いに、基本、家族としか過ごしていないため、

他の人と話すのが新鮮。

もう、家で過ごす時間が約2ヶ月。

家で作るご飯にも飽きてくると、

お弁当を買う事もあるけど、

結構お金がかかる、と。

本当に、そう思う。

彼女は、昔からの友達なのだけれど、

夫と別居していることは伝えていない。

なので、夫についての質問を受けた。

<会社行ってるの?>と。

<テレワークしてる>と答える。

カラオケボックスとかで、仕事をして欲しいよね>と、

慰めにも似た言葉をかけてくれた。

どこの家族も、ご主人の存在にモヤモヤしているらしい。

確かに、それはわかる。

 

あれこれ話、あれこれ買い物をして、

帰りにお弁当を買って帰ることにした。

彼女は、3人家族で3つ。

私は、5人家族だけど、3つ。笑。

何も聞かれなかったけれど。

 

なんだかんだで、4時間位歩いていたせいで、

家に着く頃には、足の裏と膝が痛買った。

…運動不足。

 

お弁当を食べ終わった頃に、

仕事に行った息子が帰ってきた。

<熱がある>と。

まさかの、?????

なんか、家族の空気が一気に変わった。

ドキドキ。

とはいえ、息子は<インフルだと思う>と。

これまた爆弾宣言。

まあいい。

あっ、もし自分が感染して、

彼方の世界に行った時の対応として、

<お墓>のことが頭によぎった。

あちらの<お墓>には入れないでください、と。

どっかに散骨して、私のことは、忘れていただきたい。

 

映画を観た。

<ライオン>。

これまた実話。

いい話しだった。

音の記憶の曖昧さ、と、

ある家族の選択。

 

洗濯をしていたけれど、

洗濯機の周りが気づくと水浸し。

いよいよ壊れたのだろうか?と思いながら、

あれこれ確認してみたら、

大丈夫だった。

 

思いつきで過ごす1日が終わる。

 

息子の熱と、洗濯機の事でドキドキしたけれど、

それもまた新鮮だった。

なんとなく忘れていた事を思い出した感じ。

大切な事な気がする。