タイムウェーバー 62日目

バイトの時間が普段よりも1時間遅くなっていたので、

いつもと同じように家を出て、

バイト先の近所のファミレスで、モーニングと

試験の勉強をする。

 

試験の勉強をしていると思うのは…。

簡単なことを難しく言ってるなあ、と

いうこと。

勉強ってそんなもんなのだろうか?と

疑問に思いながら。

 

そのあとは、バイトに行くと、

バイトのリーダー的存在の人が、

突然帰ることになった。

…バイトの人も少ない。

お客さんは、切れ目なくやってくる。

という状態だったので、

休憩も短くしたほうがいいのかと思ったけれど、

…規定通りに取るように言われた。

そのあと、結局やっぱりバイトが少なくて、

1時間延長になる。

…構わないのだけれど、

さすが、バイト3日目ともなると、

だんだん、疲れておかしくもなっていた。

 

さて、

子供も仕事やバイトで

家には夫と2人になってしまったので、

今後の話をすることに。

…いろんなことが不思議に思えたけれど、

物事に対しての、感覚が違っていた、ということ。

例えば、自分の欲しいものに対して、

自分の好きなものに対して、

私とは全然違っていた。

からしてみたら、不思議なことを

向こうは、全然不思議でなく、

私が思う不思議さは、治らないとも言われた。

随分前にあった、私の怒りの原因については、

もう謝罪した、と。

そして、その謝罪として、

家のゴミ出しや、洗濯をやっている、と。

…???????

知らんかった。

 

コミュニケーションができていないまま、

お互いにイライラと時間を過ごしていたんだと思えた。

一歩踏み込むこともなく。

からしてみたら、自分だけが頑張っているような感覚になっていたし、

理解してもらえない、と感じていた。

向こうからしてみたら、雰囲気の悪さにも慣れていた、と。

…なんでだろう?と思わなかったのだろうか?

と思いつつ。

 

仲良く暮らしていくために、

お互いに努力をしよう、という話にはならなかった。

むしろ、何かを変えたくはないから、

離婚届を出したら教えてほしい、ということだった。

犬のことを気にかけていた。

…結局、口の聞かない動物だけが好きなのか、と。

 

いろんなことが行き違い。

私には全然わからなかったことも多かった。

話をしよう、となった時に、その日だと思っていたけれど、

何にも連絡がなかったのが、不思議だった、と。

私は、その日だと思っていなかったし、

そう思っているなら、聞けばいいのに…。

 

言えばいいのに…とか思ったけれど、

その次の一歩は、出さない、というふうに

決めているんだろうな、と思った。

 

そして最後は直らないから、と。

 

そういうことか。

それでいいらしい。