タイムウェーバー 52日目

で、疑問を投げてみた。

一体来月どこに引っ越すのか?

と、お金のこと。

 

…少し前に、離婚にあたり、

いろんなものを分ける話をした時に、

たくさん渋ることがあって、

それが、全部受け入れられた。

?????????

 

最初は私が出て行くつもりだったけれど、

その際はいろんなことが半分…の予定だったのに。

 

それにしても一体どこに引っ越すのか?

なんて思ったら止まらなくなって、

聞いたら、実家に帰る、とのこと。

ほんと?

 

まあ、そんなこんなで、

とりあえず自分の気持ちがわかったことが嬉しかった、

ということを伝え、

そのあとにどうして、手のひらを返したような

対応になったのか、を聞いてみた。

 

ごめん。

とのこと。

 

そして、これからの自分の仕事の話やら何やらを

していた。

…?????

私は、何にも持たずに出ようとしていたのに…。

どういうこと?

 

とはいえ、

いろんなことをもう一度やり直したい気持ちはないのか?

と正直疑問だった。

まあ、そんな余裕を感じさせない私だったのかもしれないけれど。

 

私は、ここ数年感じ悪くしていた自分の態度を反省した。

 

正直、最初から離婚はしたいわけではなかった。

でも、仲良くやっていこうという気持ちのない人と

一緒に時間を過ごすのは嫌だった。

 

…離婚届にサインまでされていて

あとは出すだけなのに、

謝罪の言葉に、満足してしまった自分にも驚く。

でも、その後は、来月出て行く、とのこと。

 

とりあえず、話し合うことにした。

 

とはいえ、嘘をつき通そうとして、

離婚届けにサインをしていたのかと思ったら、

残念でもある。

意味がわからない。

 

私は、つい、申し訳ない、と思うのが癖なのか、

その気持ちに自分の本当の気持ちを隠してきていたように

思った。

そんなことを思ってはいけない、

とか、

そんなことをやってもらっては悪い、

とか。

 

そうやって、自分の気持ちを隠すことで、

全部うまく行くと思っていた。

でも、どっかでわかってもいた、

違うんじゃないか?

 

時々、その気持ちに気づく人が周りにいたりして、

大丈夫?

と聞かれても、

全然、と答えていた。

気づかれたくもなかった。

 

でも、時々爆発してもいた。

強烈に一人の時間を求めていた。

 

怒りがずっと続いていた。

憎しみにも似ていた。

それは自分へのものだったのかもしれない。

 

置いてきぼりの自分に。