大工さんの友達が欲しい。S782

※S は、夫と別居してからの日

 

ああ、年末だなあ、と思うほど、

忙しかった。

朝から、お客さんはどんどんやってきて、

好きなものを注文する。

当たり前だけど。

何をやっているのかわからなくなるほどに、

忙しくて、ふわふわした気分になる。

そして、いつこれが終わるのだろうか、と

疑問に思いながら…終わらないことを知る。

エンドレスにお客さんがやってきていた。

 

電車に乗ると、いつもの雰囲気とは違っていた。

やはり年末を感じる。

なんだろう、この慌ただしさ、新年を迎える雰囲気、

ああ、もういいじゃん、という感じで、

お金を使う感じ。

1年間頑張ったよ、という気分になるんだろうなあ。

みんながそんな感じで、

いろんなことに寛大になっている。

買っちゃえ、飲んじゃえ、

食べちゃえ、行っちゃえ、

あげちゃえ…

年末だ。

明日もバイト。

朝から忙しいのだろうな。

普段の倍の売り上げになっている。

会社の利益…。

 

なんか面白いことをやりたいな、

と思う。

あっ、やりたいな、

じゃなくて、やろう‼︎

やっぱり、私は、ものを作るのが好きなんだと思う。

何かを縫って作ったり、

売ってるもので、欲しいものがなければ、

なんでも作りたい。

結局、欲しいものが欲しいのだわ。

自分の欲しいものを形にしたい。

そういうことなのだわ。

なんでもそうしたい。

それをすることが幸せなんだと思う。

その思いが強いんだと思う。

今思った。

私はこたつを作りたい‼︎

ちょっと調べてみようと思う。

そして、大工さんと友達になりたい。

大工さんの知り合いを作りたい。

めちゃくちゃ気の合う人がいい。

わー、楽しみ。

 

今日は、自分で誕生日ケーキ的なものを買って帰った。

なんだか寂しかった。

子供達に、プレゼントも欲しいものを聞かれたけれど

いまだにもらってないし、もうなかったことになっているのではないかと。

なら、聞かれたくなかったとも思う。

なんだよ。

 

そんなんで明日もバイトだ。

終わったら、おばちゃん友達と忘年会。

楽しみ。

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