中華街にて。 S718

※S は、夫と別居してからの日

 

お休みで、友達のお誕生日会ランチを

中華街でやった。

お誕生日、8月だったけど。

あれやこれやで、2ヶ月も遅くなってしまった。

上海蟹を食べたい、

とのことで、探したお店。

中華街ならどこでも食べられるのかと思っていたけれど、

案外ないみたいで、

調べておいた店にした。

で、そこのお店はなんだか有名なお店なのか、

予約の人やら、何やらで、

すぐに満席になっていた。

上海蟹…。

雄と雌を注文した。

まあ、そもそも私は、そんなに蟹に興味がない、

ということがよくわかった。

食べるのもなかなかめんどくさいし、

多分、普通の蟹の方が好きだな、とさえ思った。

いや、やっぱりそんなに興味がない。

ご飯を食べた後で、お茶を飲みに行く。

雑貨屋さんの上にある、なかなか素敵なお店。

彼女は今、裁判中で、その裁判の話を聞く。

裁判というのは、常識が違う人同士の争いなのだろう、

と思った。

常識、というか、世界が違うのだろうな。

その世界を創っている常識は、

その人の生きてきた環境なんだと思う。

何を見て、何を感じてきたか、

何が好きで、何が嫌いか、

何が良くて、何が悪いのか、

それはある程度、みんな同じようなラインがあって、

生きていくのに、そのラインもあって、

なんとなくそのラインを常識とも呼んでいると思うのだけど。

たくさん嫌な思いをしていたり、

辛いことがたくさんあったりしたら、

そのラインが曖昧になってしまうんだろなと思う。

ちょっと裁判に興味がある。

 

と、そういえば、中華街で

<チャーシューメロンパン>というのがあって、

食べたい、と思っていたけれど、

3個セットで売っていて、

3個はいらないな、と思っていて

友達と店頭であれこれ話していたら、

それを買ってる人がいて、

その人も一つしか欲しくなかったみたいだけど、

仕方なく3個買っていて、

買った後に、私たちに<一つずつ食べてください>

と言ってくれた。

お金を払おうとしたけれど、

断られた。

なのでありがたくいただくことにした。

メロンパン…?という感じではなくて、

パイ生地に包まれた肉まん、って感じだった。

こんなこともあるんだな、と思った。

日頃の行ないがいいのね、

なんて笑ったけれど、

自分も何かの時にはそんな風にしたい、と思う。

 

<あやうく一生懸命生きるところだった>を

読み終えた。

面白かった。

共感するところがたくさんあって、泣きそうになった。

とはいえ、時代背景…?もあるのかな?

外側が大切な時代がもうそろそろ終わるんだろうな。

 

明日からまた仕事が始まる。

元気よくいこう。

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