海に沈む夕陽を見に行く旅。S1415

※S は、夫と別居してからの日

 

仕事がお休みで、

友達と車で夕陽の綺麗な海に行くことに。

11時に友達を駅でピックアップして

出かける。

彼女と車で出かけるのは

初めてで、

ちょっと緊張した。

で、とりあえず、夕陽に間に合えばいいので

途中アウトレットに立ち寄る。

彼女は靴を買いたい、とのことで、

気に入ったものを見つけ、二足購入。

私も、安さに負けて一足購入。

他にもみたいところはあったけれど、

とりあえず目的地に近づくことにする。

まあ帰りによればいいか、と。

 

目的地近辺に到着して、

道の駅のようなところでお昼ご飯を食べる。

海が近いので、

海鮮丼。

それと、お土産屋さんをウロウロする。

楽しい。

旅気分。

いや、旅だわ。

夕陽まではまだ時間があったので、

小さな島に行く。

というか、歩いていかれる島。

緑の生い茂った小さな島。

周りは海。

歩いて行くと、緑に囲まれているので、

涼しい。

そして、木の匂いがいい。

小さな神社があった。

何人かがお参りをしている。

 

そこから降りて、

海側に行くと、

陽も傾き始めている。

波が高い。

後少しだ。

そこの島には、釣りに来る人たちも多いらしく、

あちこちに釣り人がいる。

とはいえ、すごい混んでいるわけでもなく、

いい感じ。

 

今日の目的の海岸に行く。

潮が満ちて来ているのか、

浜が小さい。

少しずつ沈みかけている太陽を見ながら、

おやつを食べる。

風も気持ちいい。

友達は、動画を撮り始めた。

 

今朝は、綺麗な夕陽を見ることができないのでは?

と思ったけれど、

綺麗だった。

雲の合間から眩しいほどの太陽が沈んでいく。

あちこちに散らばっている、小さな雲が

金色に輝いている。

綺麗、としか言いようがないのが残念だ。

もっと、それにふさわしい言葉を知らない自分が

悲しい。

 

夕陽が沈んで、友達は、

サンダルを入れていた靴袋がないことに気づき、

どんな感じのものなのか聞いたら、

さっき行った島の駐車場で

私が車に乗り込む時に、

子供の洋服のような袋を見かけたけれど、

誰かの忘れ物、だろうと思って、車に乗り込んだ。

…どうやらそれだったらしい。

もう辺りは真っ暗だったけれど、

引き返す。

…ありました。

ああ、私がもっと早くに彼女の靴袋の柄とかをきちんと聞いていたら、

こんなことにはならなかったのにな、

と思った。仕方ないけど。

 

帰りは、大きな月が見えて、

写真を撮ろうと思った瞬間に山の影に隠れて撮れなかった。

そして次の出現を待つ。

予想外のところから、ヌッと現れて、

今度はトンネルに入らねばならなくなる。

ああ、そんなんか。

 

そんなこんなで、友達を途中駅まで送り、

別れる。

 

面白い1日だった。

多分、彼女の提案がなければ、

あそこの海に足を運ぶことは一生なかったかもしれない。

なんでもそうか。

いろんな出会い、受け入れていこう。

楽しいから。

明日もお休み。

嬉しい。

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