お正月も終わります。S 1509

※S は、夫と別居してからの日

 

3日。

もう気分は、普通の状況ではあるけれど、

世間、というか、世の中は、

まだお正月で、

なんといっても、テレビ番組が

どこもかしこも…見る気になれない。

インターネットで、

このなんだか暇な時間を

過ごす以外、何も残されていないのではないかと思うほどだ。

まあうちの年代的に、

ちょうどそんな感じなんだろうと思う。

もう少し上の世代なら、

子供たちが結婚したり、

孫を連れてきたり、

とか、そんななのかもしれないけど。

…いつかそんな日が来るのだろうか、

とさえ思うけれど。

 

とりあえず下の娘が

今日からアルバイトで、

終わる時間を待って、

みんなでお墓参りに出かける。

お墓の人に、

お年玉、を渡そうと思った。

五千円、と思っていたけれど、

それも多いのかな?と

思い、千円にした。

どうなのだろうか、と思いつつ。

まあ、そんなことができるのも

なんだか大人になった気がして、

千円からで。

 

その後は買い物に出かけたけれど、

途中お腹が減った、ということで、

我慢も限界、見つけたマックに入ることにした。

そこで、食欲が爆発して、

息子と下の娘と私は、

調子に乗って、ハンバーガーのセットの後に、

もう一つずつチキンバーガーを食べた。

…さすがに満腹。

何かの動作と一緒に

<ああ、お腹がいっぱい>という

一言を言わないと気が済まない状況に。

それを言ったからと言って、

どうなるわけでもないけれど。

いやいや、さすがに食べすぎた。

 

娘たちは、

気に入ったものを見つけて、

買い物をしていた。

私は特になく、

ブラブラとした。

それにしても、

本当に人が多い。

みんな家にいても

どうしたらいいのかわからなくなっているのだろう。

わからないけれど。

 

明日から仕事。

いよいよだ。

またあの時間の中で過ごす。

 

夜になってもお腹が減ることなく、

お風呂に入って寝ることにする。

私も元気になったので、

犬と寝ることになった。

 

わたしたちが出かけている間に、

いろんなものを引きちぎり、

おしっこをして、

みんなに怒られていた。

責めると、

気まずくて、逃げるので、

玄関そばのドアを閉めて、

玄関側においやっておいた。

静か。

どんな態度で向こう側で過ごしているのかは謎だけれど、

しばらくすると、

何もかも忘れたみたいに吠え始める。

自分も中に入りたい、と。

まあいいけど、

そこでまた、

イタズラを責められて、

気まずい思いをしながらも、

こたつに潜り込む。

この家の1番の子供になった感じ。

もう老犬なのに。

 

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