※S は、夫と別居してからの日数
朝からバイト。
納品が多くてびっくり。
新しく入ってきた人も
立ち上げ。
まだ入ってから4回目だというのに。
すごい。
思いのほか忙しくなかった。
そして、バイトの人数も多かった。
店長は早く来る、と言ってたけれど、
来なかった。
明日から新しいメニューが始まる。
人数がいたのに、帰る頃に仕込みが残っていて、
時間を無駄にした感じがした。
あれこれやっておけばよかった。
そういうことだ。
ちょっと先のことも考えておかないと、
というか、今日1日全体の感じを。
帰る前提だから。
疲れてヘトヘトで、
帰ると下の子がいて、
犬の散歩には連れていっていなかった。
私は急いで食事の支度をしていた。
上の娘も帰ってきて、
娘たちは犬の散歩のことで揉めていた。
犬も散歩に行きたがっていた。
ずっと揉めていて、
最後には犬は漏らしてしまった。
かわいそう。
こんなやりとりがめんどくさい。
疲れているのに、
輪をかけて疲れる。
というか、そこに怒りもプラスされて、
精神的にも肉体的にもしんどい。
ああ、私は一体何をしたら、痛快な気分になれるのだろうか。
探そう。
とりあえず寝る、か。
一緒にバイトしている人は、私よりも3歳年上で、
長時間労働をしている。
＜大丈夫？＞と聞くと、
＜働けるうちに働こうと思っているので＞
と言っていた。
そうかもしれない。
なんだかその考えに今まで反発していたけれど、
もしかしたらそう考えていた方が
働きやすいのかもしれない。
もしかしたら、私はいつも違うものを探して
今の流れに乗ってなくて
疲れていたのかもしれない。
何かを夢見ていたのか。
自分で生きにくくしていたのだ。
何かに振り回されていた、というか。
それは自分なんだけど。
仕事をしていて、
集中力がないな、と思っていたけれど、
仕事に関してもそういうことだったんだと思う。
一つのことに集中してしまうのが、
怖かったのかな。
なんとなく、わかった。
ホッとした。
仕事への気持ちも少し変わった。
働けるうちに働こう、
というよりは、
流れに乗っていこう、という感じで
働こう。
明日もバイト。
明後日もバイトだけど。
