お義母さんの旅立ち。S1062

※S は、夫と別居してからの日数

 

夫のお母さんの葬儀のため、

子供たちと朝早く出かける。

朝ご飯は、朝マック

車の中で、上の娘が飲み物を全部こぼして、

不機嫌になる。

その怒りのついでに、

<帰りたい>とも言っていたので、

本気で帰らせようと思った。

私は…夫関係で動かなくてはいけない日は

なんの揉め事も起こさずに、

あれっ?と思うことでも何も言わずに、

その時間を終わらせたい、と思っているので、

普段よりも穏やかに、慎重に、

何事もないように終わらせたいと思っている。

で、マックで注文したものを、

下の娘が私のものと間違えて食べた、というのが

きっかけで、空気が変わった。

 

夫のところへ到着してから、

どこに車を停めればいいのか、と聞いても

返事がなく、もやっとしたけれど、

まあ、これはこれで仕方ない。

今日は怒らない日なのだ。

疑問には思うけれど。

 

あれこれあったけれど、

とりあえず今日は、お義母さんを見送る日だ。

それだけなのだ。

別に夫のために動いているわけではないのだ。

 

葬儀は、年齢的なこともあってか、

親戚だけだった。

みんな知った顔の人たち。

 

人生が終わる、というのは、

どうなっているのだろうか、とつくづく思った。

旅立ちだ、という捉え方で、

葬儀は進むけれど、

なんだかさっぱり理解ができない。

そこにあるけど、

そこにいない何かだけが取り残されている。

不思議。

 

夫に関してはあれこれと不思議だった。

やっぱり、と思うほど。

何よりも嫌だったのは、

車の運転だ。

いつものことながら、荒くて

乱暴。

こんな日なのに。

 

子供たちには申し訳ないと思うけれど、

やっぱりだめだ。

一緒には暮らせない。

 

何かやることがあるかどうか、

事前に聞いたけれど、

特にない、との答えだったので、

日帰りの予定だったけれど、

結局、片付けとかがあるとのことで、

息子と娘は、残ることになった。

下の娘は学校の課題の提出がある、とのことだったし、

犬の餌も1日分しか準備してなかったので、

私と娘は帰ることにした。

 

何より、お義母さんを見送ることが目的だ。

これまで、色々とどうもありがとうございました。

もう、こっちのことは気にせず、

自由にお過ごしください。

 

雨女のお義母さんでしたが、

旅立った日は、とてもいいお天気でした。

お疲れ様でした。

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