朝からバイト。
まだ暗い中、家を出て、
ふと定期を確認すると…ない。
少し余裕を持って家を出たので、
家に戻って探す…。
…ない…。
あんまり探し続けていても、
遅刻になるので、
程よいところで諦める…。
見つけることができないままに…。
モヤモヤする…。
駅まで走って、切符を買っていつもの電車に乗る…。
最後に定期を使ったのがいつだったのかを考える…。
思い出せない…ガッカリ過ぎて…。
なんだかいろんなことに自信がなくなる…。
落ち着こう…。
<川上未映子さん>の本を読むことにする…。
とはいえ、文字を追い続けても
頭の中に全然入ってこない…。
4駅乗った後に乗り換えて、
地下鉄に乗る頃には
気分が変わりつつあった。
残念だけれど、仕方ないのだ。
バイトに着くと、一緒に朝から仕事をする人から
<少し遅れる…>と連絡が入った。
…いつも早く来ている人…。
制服に着替えて、ボーッとしていると、
その人がやってきた。
遅刻にはならない時間に…。
電車で<小公子セーラ>を見ていたら、
乗り過ごしてしまったと。
笑う。
仕事は朝からバタバタしていたけれど、
9時くらいから他のバイトの人たちもやってきて、
人数が多いくらいでもあった。
バイトはキッチンが足りない。
いつのまにかキッチンを仕切っている人がいるのだけれど、
総てその人の思い通りになっているのではないだろうか、
とさえ感じる。
新しくやってきた社員とも反りが合わなくて、
その社員は、他店に行くことになってしまった…。
他にも色々あるけれど…、
ここのところ、また違うことでも不満があるらしく…。
周りの人からは<更年期>だから仕方ない、
と言われている…。
残念…だけれど…、
いや、これは私の中にある幻想の世界なのか?
いろんな思いがある…。
みんなそれぞれ。
なんでもいいけど、
仕事がやりやすくなるように考えればいいのに…と思うけど。
夜は、バイトの子と前一緒に働いていた子と飲みに行く。
前に一緒に働いていた子は、
今は実家に帰って、一般事務の仕事をしながら、夜のバイトもしている…と。
彼女は、いろんなことをやっているけれど、
どれもこれもしっくりきていないように感じる…。
みんなそんなもんか?
そして、いろんな人間関係に巻き込まれてる…。
寂しさなのか…。
なんだか久しぶりに、いろんなこと考えた。
家に帰ったら、定期を見つけた。
これからは、もっときちんと管理しよう。