携帯を拾って考えた。

朝からバイト。

お店に向かう途中で、

道端の植え込みで、

携帯電話を拾った。

とりあえず、すぐにかけてみたけれど、

通じなかったので

休憩の時にでも連絡しようと思っていた。

 

結局シングルマザーが立ち上げ。

なんだか私の中では、

モヤモヤが続いていたので、

距離のある態度をとっていた。

 

マネージャーはデレデレしている。

…大丈夫だろうか…。

 

10時を過ぎた頃から、

急に働く人たちが増えた。

その割には、

お店が空いている。

なんだか、やることがない、というのも

手持ち無沙汰。

なので、1人が11時から休憩に入った時に、

キッチンに入ることにした。

…いやいや、3人でやるつもりだったんだけど。

 

そんな中、

休憩中の人が、

わざわざキッチンに来て、

誰かの携帯がずっと鳴ってるんだけど、

と言ってきた。

…私の携帯はズボンのポケットだからなあ、

と思っていたのだけれど、

少ししてから思い出した。

朝、携帯を拾ったことを。

で、ずっと鳴っている、

とのことだったので、

マネージャーに話をして

電話に出ることにした。

で、やっと話ができて、

多分位置情報で、ある程度

場所の特定ができていたのだと思うので、

すぐに取りにきた。

バタバタと忙しい時間だったので、

渡して終了。

とりあえずホッとした。

とはいえ、

電話を落とした時に、画面に電話番号が出てきたのだけれど、

そこに電話がかかるように

設定しているのだろうか、と思った。

そうでないと、ね。

勉強になった。

 

働く人、

ほとんど外国人だった。

最近入った社員は、

日本語は話せるのだけれど、

なんだか言い方がきつい。

悪気がないのだろうけれど、

聞いていて、

嫌な気持ちになる。

そして、注文をよく間違える。

二つ注文が入って持っていくと、

一つだった、とか、

それは注文していない、とか。

どうなのだろうか、と思いつつ。

慣れていくしかない。

 

休憩が終わってから、

ホールで仕事をしていたけれど、

外国人社員は、すぐに洗い場に入って、

物も運ばないので、

案内係になってもらった。

後退するときに

<どこの席が空いてますか?>と

聞いてきたので、

<自分で見てきて>と伝えた。

意地悪しているのかとさえ思える自分。

とはいえ、ちょっと頼り過ぎ。

 

夕方以降は

洗い場に入っていたのだけれど、

その彼女が代わりたがった。

<大丈夫です>と

断った。

彼女のやる気のなさを感じた。

 

同じ時間に上がった人と、

あれこれと立ち話をして帰る。

なんだかなあ。

シングルマザーとマネージャー。

結局、やり込められてしまうのかもしれないなあ。

 

明日も仕事。

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