※S は、夫と別居してからの日
朝からバイト。
納品もそこそこあって、
なかなか片付かない。
あれこれやっていたら、
いつの間にかオープンの時間。
そこそこやってくるお客さん。
まああんまり暇よりも楽しいけれど。
昨日からお昼を節約しようと思って、
キャベツとプロテインを持ってきている。
休憩時間、プロテインを飲めないほど、
お腹が満たされていて、
結局持って帰る。
キッチンの仕事もやった。
あれこれ作る。
それも、適度に入ってきていたので、
楽しい気持ちで取り掛かれる。
その後ホールに戻って
オーダーを取ったりしていたら、
お客さんに呼ばれた。
4人で来ていた、年配の女性たち。
合計金額を知りたい、と。
調べて教えて、
均等割の金額を教えたら、
<そうじゃなくて、3で割るのよ!>
と言われた。
なんだろ、それ…?
そのくらいの年齢の人たちの何気なく出てくる
自分勝手な一言に驚く。
はあ、
<すみません、それはご自分たちで計算なさってください>
と伝える。
ああはなりたくないもんだ、とつくづく思う。
さて、帰りにボクシングに行ってきた。
初めての先生。
初めてのクラス。
私以外に3人の生徒。
女性が2人、男性1人。
先生に<この前親子で、誘拐された人?>
と質問を受けた。
…誘拐?
<いえいえ、違います。>
と答えると、
生徒の1人が
<それは、横浜の人ですよ>と答えていた。
<えっ?そんなことってあるんですか?>
…なんでみんな、そんなことをサラッと言っているのか疑問だった。
事件じゃん。
始まる前に準備として、
床に縄ばしごのようなものを置き始めた。
…?????
他の生徒さんたちが手伝っている。
私はどうしたらいいのかわからずに見ていた。
先生の指示通りに
その梯子のようなものを片足で飛び始める。
…私の番が来て飛んでみると、
うまくできない。
単純な動きだというのに、
まるでできない。
挙句、よろけて、倒れそうになって、
その縄梯子のようなものを
グチャグチャにしてしまった。
謝るしかない。
みんな上手にできているというのに、
情けなくなる。
みんなが2回できているところ、
私は1回で終わり。
次のステップを見学しようとしたら
<どんどん難しくなっていくので、参加してください>
と。
息も上がってるし、汗もでる。
やるしかない。
…とはいえ、難しくなってる、と言われたけれど、
やりやすくなっている…気がする。
その後サンドバッグを叩いたり、
筋トレをして終わる。
ヘトヘトだったけれど、
帰りに行こうか悩んでいた時に
かなり身体がぼーっとしていたけれど、
目が冷めた感じ。
家に帰ると息子がお休みで
ご飯当番。
上の娘が帰ってきて、
ボクシングのあれこれを話し、
<誘拐>の話もすると、
<それって、入会じゃないの?>と。
…確かに…。
緊張していて、ちゃんと聞き取れてなかったのか。
嘘をついてしまった。
とはいえ、まだ娘は入会してないけど。
息子は唐揚げを作ってくれた。
美味しかった。
ちょっとずつでも、やってくれるとありがたい。
そして、できたら、機嫌良くやって欲しい。
明日もバイト。
そのあと、バイトの人たちとお茶。
どんな話になるのだろうか。