楽しく生きていきます。 S687

※S は、夫と別居してからの日

 

バイトが11時からで、

そうなると、気が抜ける。

 

朝、ボランティアの人たちに、

ラインで辞めることを伝えた。

自分でも、ラインで?

と思ったけれど、そもそもが

ほぼライン上でしか繋がっていなかったので、

選択肢としてはそれしかなかった。

とはいえ、自分の中で、来週までやって、

挨拶してから辞めようかとちょっと悩んだ。

でも、もうその中に参加することを

私が拒絶しているのを感じた。

絶対にイヤ。

だから、もう辞める。

ラインを送ったら、

一人の人から連絡が来た。

<自分のせいでは?>と。

<はい>と言いたいところだった。

連絡が来ていたのを知っていたけれど、

すぐに見ないで、バイトに入った。

忙しかった。

そこそこに。

店長とキッチンだった。

手の空いた時に、仕込みをする。

やろうと思った瞬間に

あれこれ注文が入って、仕込みはそっちのけになる。

気がつくと、グチャグチャ。

それの繰り返し。

でも、楽しかった。

時々パニックになるけれど、

楽しい時間だ。

 

バイトが終わって、

ライブに行った。

<島崎智子さん>の。

意外な場所に存在するライブハウス。

いや、もしかすると、意外な場所ではなかったのかもしれない。

初めて降りた駅、Googleマップで検索して、

到着。

こぢんまりした素敵なところ。

そして、島崎さん、素晴らしかった。

面白すぎる。

なんだろう、あの感じ。

泣けた。

目の前で歌っていること、

彼女のピュアな気持ちを感じた。

とても優しくて、壊れやすそう。

でも、力強くて、無邪気。

笑っているけれど、きちんとした目を持って、

見つめている。

そんなことを音楽と歌で表現する。

フルートとチェロとコントラバス

良かった。

音楽で暮らしている人たちなんだろうな。

いいな、と思った。

ライブハウスにいたときに

ふと、<違和感>について考えた。

違和感て、本当に自分の中のサインだと思う。

それを感じたら、そこに同調しようとするのではなくて、

離れてみるのがいいのかもしれない。

ボランティアのこともあったけれど、

夫との暮らしもそうだったな、と。

その感じの中にいると、

なんとなく<自分が悪い>と自分を責めて

そこに留まろうとしてしまう癖があったな、と。

きっと今までの自分の暮らしの中で、

そう思い込むことの方が楽だったんだろうな。

<人は変わらない、自分が変わる方が簡単>

ずっとそう思ってきたけれど、

勘違いしてた。

ってか、どういう意味?それ。

自分が変わってうまくいくような環境なら、

多分違和感もなく変わると思う。

でも、そうじゃなくって、

自分を変えてまで、そこに居続けなければいけないのか、

って時は、もう違うってことだと思った方がいいな、と。

もはや自分の持ち物は、いつまで続くのかわからないけれど、

時間しかないのだ。

悩んだり、嫌な思いしてる時間なんか、ない。

おい、わかってるのか?私。

楽しむことだけが、生きること。

それだけを求めて、笑っていこう。

 

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