事故的に、忙しいっす。 S 587

※S は、夫と別居してからの日

 

朝からバイトでした。

もう、バタバタでした。

やるべきことがされてない…。

モーニングの担当の人に

やらせてはいけないことがあれこれあった。

どういうこと?

そりゃあ、あれこれあると思うけれど、

なんてことを思いながら、

お客さんはどんどん来るので、

やるしかない。

…なんだか、何かの最先端に立ってる感じさえする。

見えないけど、

対応だけしかない。

一緒に働いている子は、

前に店長をしていたので

かなり仕事ができるのだけれど、

人が足りなすぎてイライラする、と言っていた。

あっ、このモヤモヤする感じは、

イライラだったのかしら?私も。

 

そして…事故か?と思うほどにずっと混雑してた。

そんな中に新人が。

初日でどうしたらいいのかわからない感じの人がいたので、

声をかけると、<今日からお世話になります…>といったようなことを言うので、

新人さんだとわかった。

…見た目、ふわふわ貴婦人風。

働けるのだろうか?と思いいながら。

何にもわからないのに、制服に着替えて、

3時間、忙しい中あれこれやっていた。…やらされていた。

…やるしかなかった。

大丈夫だろうか?

 

一緒に働いている子は、

<どうせすぐ辞める>と。

<気が強くないと、続かない>と。

…???????

私も気が強いのか?

そうでしたか。

そうですよね、気が強いですよ。

とりあえず、バイトが終わってから、

夜にパソコン修理の電話があると言うので、

その前に、そのパソコンのお客様センターみたいなところへ

連絡して、思っていることを伝えた。

その人の対応は、<低姿勢、聞き上手>だったのか

言いたいことが言えたし、

ある意味同意してもらえた気もしてスッキリした。

<第三者からの同意>か、私の欲しかったのは。

その後にパソコンのことで連絡があって、

それまでのゴネタ態度から

<はい、ではお願いします>

なんて、いいお客さんに豹変。

一体どうしたことか?とさえ思っていただろうと思う。

ふふふ、きっとそこの店に、

私のクレームの電話があったことが近々伝わるだろう。

 

ミシン、あれこれ調べたら、

なんと、カタカナが刺繍できないことが発覚‼︎

どうしよー。

悩むー。

そうなると、あのソフトが必要?

そして、Widowsもか?

ミシン屋さんに連絡してみよう。

業務用の刺繍ミシンをチラッと見たら

値段が1桁違っていた。

 

とりあえず落ち着いて。

 

息子がお休みで、カレーを作ってくれた。

ご飯を食べながら、

昔のプリクラが出てきたのをみんなで見た。

息子と娘しか映っていないので、

下の子が生まれる前のものだ。

そして次に出てきたのは、

下の子の妊娠中のエコーの写真。

笑う。

 

川上未映子さんのエッセイを読んでいて、

私の生まれ育った家族のことを思い出した。

…怖い父親。

仲が悪い、というか、何かのイベントごとに

父の機嫌が悪くなり、家族全体が常に怯えていた時間があったな、と。

それが嫌だった。

母が我慢している、というか泣いたり、困ったりしているのを

見るのが嫌だった。

そんな結婚が嫌だった。

今、別居をしていて、

私は夫を何処か父に見立てて、離れようとしているのかもしれないな、と。

意外なところで、そんな自分をちょっと感じた。

ずっと昔に感じていたものを。