※S は、夫と別居してからの日
朝からバイトでした。
もう、バタバタでした。
やるべきことがされてない…。
モーニングの担当の人に
やらせてはいけないことがあれこれあった。
どういうこと?
そりゃあ、あれこれあると思うけれど、
なんてことを思いながら、
お客さんはどんどん来るので、
やるしかない。
…なんだか、何かの最先端に立ってる感じさえする。
見えないけど、
対応だけしかない。
一緒に働いている子は、
前に店長をしていたので
かなり仕事ができるのだけれど、
人が足りなすぎてイライラする、と言っていた。
あっ、このモヤモヤする感じは、
イライラだったのかしら?私も。
そして…事故か?と思うほどにずっと混雑してた。
そんな中に新人が。
初日でどうしたらいいのかわからない感じの人がいたので、
声をかけると、<今日からお世話になります…>といったようなことを言うので、
新人さんだとわかった。
…見た目、ふわふわ貴婦人風。
働けるのだろうか?と思いいながら。
何にもわからないのに、制服に着替えて、
3時間、忙しい中あれこれやっていた。…やらされていた。
…やるしかなかった。
大丈夫だろうか?
一緒に働いている子は、
<どうせすぐ辞める>と。
<気が強くないと、続かない>と。
…???????
私も気が強いのか?
そうでしたか。
そうですよね、気が強いですよ。
とりあえず、バイトが終わってから、
夜にパソコン修理の電話があると言うので、
その前に、そのパソコンのお客様センターみたいなところへ
連絡して、思っていることを伝えた。
その人の対応は、<低姿勢、聞き上手>だったのか
言いたいことが言えたし、
ある意味同意してもらえた気もしてスッキリした。
<第三者からの同意>か、私の欲しかったのは。
その後にパソコンのことで連絡があって、
それまでのゴネタ態度から
<はい、ではお願いします>
なんて、いいお客さんに豹変。
一体どうしたことか?とさえ思っていただろうと思う。
ふふふ、きっとそこの店に、
私のクレームの電話があったことが近々伝わるだろう。
ミシン、あれこれ調べたら、
なんと、カタカナが刺繍できないことが発覚‼︎
どうしよー。
悩むー。
そうなると、あのソフトが必要?
そして、Widowsもか?
ミシン屋さんに連絡してみよう。
業務用の刺繍ミシンをチラッと見たら
値段が1桁違っていた。
とりあえず落ち着いて。
息子がお休みで、カレーを作ってくれた。
ご飯を食べながら、
昔のプリクラが出てきたのをみんなで見た。
息子と娘しか映っていないので、
下の子が生まれる前のものだ。
そして次に出てきたのは、
下の子の妊娠中のエコーの写真。
笑う。
川上未映子さんのエッセイを読んでいて、
私の生まれ育った家族のことを思い出した。
…怖い父親。
仲が悪い、というか、何かのイベントごとに
父の機嫌が悪くなり、家族全体が常に怯えていた時間があったな、と。
それが嫌だった。
母が我慢している、というか泣いたり、困ったりしているのを
見るのが嫌だった。
そんな結婚が嫌だった。
今、別居をしていて、
私は夫を何処か父に見立てて、離れようとしているのかもしれないな、と。
意外なところで、そんな自分をちょっと感じた。
ずっと昔に感じていたものを。